理念・運営方針
理念
ここ庄内地域において急速に進む少子高齢化、過疎化の状況の中で、山形県が進める地域医療構想の実現を図り、地域包括ケアシステムのモデルを構築し、医療、介護、福祉等の切れ目のないサービスを、将来にわたって安定的に提供することを目指す。
運営方針
- 参加法人間において地域に必要な診療機能、病床規模の適正化を図り、将来を見据えた医療需要に対応できるよう業務の連携を進め、地域医療構想の実現を図る。
- 地域包括ケアシステムの構築を行政と共に進め、地域住民が住み慣れた地域で、切れ目なく適切な医療、介護、福祉、生活支援が提供できる取組みを進める。
- 参加法人の個性、特徴を活かした相互連携を進め、優秀な人材の育成や持続可能な経営を通じて地域に貢献する。
- 参加法人は、公共の福祉のために、連携推進業務の推進を図る責任を負う。
代表理事挨拶
「日本海ヘルスケアネット」は2018年4月に発足した山形県庄内地域の13法人・団体が参加する地域医療連携推進法人です。
当法人は地域包括ケアシステムの構築を実現するための役割を果たすべく設立されたものですが、地方では既に過疎化、高齢化、少子化が予想を超える速さで進んでいます。地域包括ケアに当たる各医療機関、介護施設も時代の縮小する速さに対応するには、これまでの個別の事業体による努力では経営上もスタッフ確保にも限界が見え始めて来ています。このままでは地域の医療介護提供体制の持続性に強い危惧が予想され、この危機意識を共有したところから、この度の法人設立に至りました。
それゆえ、新法人の基本的考え方は地域の医療介護を守ることと裏表の関係にある参加法人の事業持続性と、参加法人の費用管理を地域全体で行い、これまで事業者ごとに行われてきた事業計画の意思決定と情報処理を新法人で一元化し、設立理念に係る価値を共有することを大前提としています。共同事業には、一部前倒しで開始した事業も含めいくつかが既にスタートしておりますが、地域連結管理の手法を新規に開発して、新しい場所から地域を改めて眺めることで、今後の大縮小時代をともに乗り越えて行くスキルを切り開いて行きたいと考えています。
関係者の皆様方のご支援とご指導を、よろしくお願い申し上げます。
地域医療連携推進法人 日本海ヘルスケアネット 代表理事 栗谷 義樹
法人概要
沿革
- 平成30年1月
- 酒田市内9法人の代表者が「地域医療連携推進法人日本海ヘルスケアネット」設立に基本合意
- 平成30年2月
- 一般社団法人日本海ヘルスケアネットを酒田市内9法人で設立
- 平成30年4月
- 山形県知事から地域医療連携推進法人として認定
概要
- 法人名称
- 地域医療連携推進法人日本海ヘルスケアネット
- 創立年月
- 平成30年(2018年)2月 ※地域医療連携推進法人としては、平成30年(2018年)4月
- 代 表 者
- 代表理事 栗谷 義樹
- 所 在 地
- 山形県酒田市あきほ町30番地(日本海総合病院内)
- 参加法人数
- 13法人
情報公開
定款
医療連携推進方針
事業報告
- 令和5年度事業報告書
- 令和5年度財務諸表等
- 令和4年度事業報告書
- 令和4年度財務諸表等
- 令和3年度事業報告書
- 令和3年度財務諸表等
- 令和2年度事業報告書
- 令和2年度財務諸表等
- 令和元年度事業報告書
- 令和元年度財務諸表等
- 平成30年度事業報告書
- 平成30年度財務諸表等
評議会評価結果
役員一覧
代表理事
- 栗谷 義樹
- (地独)山形県・酒田市病院機構・医療連携顧問/酒田市・地域医療政策顧問
理事
- 酒井 朋久
- (一社)酒田地区医師会十全堂・会長
- 本間 修
- (医)健友会・理事長
- 矢島 恭一
- (医)宏友会・理事長
- 池田 剛
- (社福)光風会・理事長
- 小林 和人
- (医)山容会・理事長
- 佐々木 正晃
- (一社)酒田地区歯科医師会・会長
- 佐藤 義朗
- (一社)酒田地区薬剤師会・会長
- 佐藤 淳司
- (社福)かたばみ会・理事長
- 池田 美千代
- (社福)正覚会・理事長
- 島貫 隆夫
- (地独)山形県・酒田市病院機構・理事長
- 斎藤 憲康
- (医)レスポアール・理事長
- 長島 早苗
- (医)継和会 みやはらクリニック・院長
- 安川 智之
- 酒田市・副市長
監事
- 池田 恒弥
- (地独)山形県・酒田市病院機構日本海総合病院・事務局長
評議会構成員
- 佐藤 あゆみ
- 庄内総合支庁保健福祉環境部・部長
- 福原 晶子
- 鶴岡地区医師会・会長
- 桐澤 聡
- 社会福祉法人酒田市社会福祉協議会・会長
- 白畑 真由美
- 東北公益文科大学公益学部・准教授